クマとサル アレンジ物語
体は大きいけど心優しいクマと、見るからに生意気そうなサルがいました。
ある日のこと。クマの愛車、シエンタ君が動かなくなっています。
「おーい。シエンタくーん。なして動かないの?」
シエンタ君無反応。
クマさんは不思議に思って、シエンタ君のお父さんに電話をしました。
「もしもし?シエンタ君動かないんだけど」
「あ~、やる気が無いんだねぇ。シエンタ気まぐれだから。
電気ショック与えるとやる気出るよ!」
「ほんとう?」
「おう!もしそれでも駄々こねたらまた連絡して!」
シエンタ君のお父さん、かなり過激です。
クマは考えました。電気ショックはわかるけど、それにはもう一人仲間が必要。そこでサルに相談してみました。
「これこれこういう訳なんだよー。助けてよおサルさん」
「ウキウキ、ウッキー。キャッキャ!」
「えー、良いけど何かおごれ?そんな事言わないで助けてよ」
「ウキキキ、ウッキ!」
「話しにならないって?もう・・・分かったよ。何がいい?」
「ウキ!」
「に、肉ぅ?」
シエンタ君を助ける為、クマはサルの悪魔の取引に応じてしまったのです。
シエンタ君は、電気ショックに反応して、元気に動き出しました。
ただ心配なので、今日、病院に連れて行くみたいです。
クマは、サルが一度言い出したらかなりしつこいので、その日の内にお肉をご馳走してあげました。心優しいクマさん。
サルはここぞとばかりにたくさん食べてました。
おしまい
作者 よっち
この物語は、実話を元にしてアレンジを加えた作品です。



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